ビジョントレーニングについて
ビジョントレーニングとは?
からだの情報源である眼は、脳の活動全般に多大な影響を与えます。よって、眼は脳の一部が外に出ている器官であるといえます。ビジョントレーニングではこの眼の諸機能を鍛えることによって脳を活性化させるとともに、集中力・判断力・情報処理能力など、様々な能力を高めていきます。
ビジョントレーニングは欧米で約80年の歴史があり、学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供たちの改善・克服からプロスポーツ選手のパフォーマンス向上に至るまで、多くの人々の能力向上に用いられています。
ビジョントレーニングで目を効率よく使いましょう!
どんなに優れた競走馬がいても、その馬の能力を最大限に生かすためには、乗っている騎手の技量が問われます。走るのは確かに馬ですが、騎手はただ鞍にまたがっていればいいわけではなく、その馬の特性やコースを熟知し、どう走らせるのかを理解していなくてはなりません。同じことが私たちの眼にも言えます。「見る」ことは、テレビのスイッチを入れるように自動的に起こることではありません。眼を最大限に活用するために、まずその働きをよく理解し自分のものにする必要があるのです。たとえ「視力」が良くても、それは「見る」ことのほんの一部に過ぎないのです。
ビジョントレーニングは言うなれば、眼の「感覚」を磨くトレーニングです。ビジョンをトレーニングすることにより、眼を効率よく使い、眼に入った映像を脳で素早く処理できる土台を築き上げることができます。また、ビジョンはあらゆる感覚の‘指揮者’としても働きますから、私たちの聞くこと、しゃべること、あるいは立ち居振る舞いまでにも影響します。それが潜在的に持っている脳力の目を覚まさせます。
ビジョントレーニングで目を効率よく使いましょう!
どんなに優れた競走馬がいても、その馬の能力を最大限に生かすためには、乗っている騎手の技量が問われます。走るのは確かに馬ですが、騎手はただ鞍にまたがっていればいいわけではなく、その馬の特性やコースを熟知し、どう走らせるのかを理解していなくてはなりません。同じことが私たちの眼にも言えます。「見る」ことは、テレビのスイッチを入れるように自動的に起こることではありません。眼を最大限に活用するために、まずその働きをよく理解し自分のものにする必要があるのです。たとえ「視力」が良くても、それは「見る」ことのほんの一部に過ぎないのです。
ビジョントレーニングは言うなれば、眼の「感覚」を磨くトレーニングです。ビジョンをトレーニングすることにより、眼を効率よく使い、眼に入った映像を脳で素早く処理できる土台を築き上げることができます。また、ビジョンはあらゆる感覚の‘指揮者’としても働きますから、私たちの聞くこと、しゃべること、あるいは立ち居振る舞いまでにも影響します。それが潜在的に持っている脳力の目を覚まさせます。
ビジョントレーニングのプログラムを提供
当委員会は、15年以上に渡りビジョントレーニングを現場で指導してきた委員長の岸浩児を筆頭に、さまざまなジャンル(教育・スポーツ)で指導を行っているメンバーの合議により常にアップデイトし続けている現在進行形のプログラムをMWT協会の認定講座などでお伝えしております。
それらをトレーニングプログラムとして提供し、日常的な成果を目指しております。
視覚とビジョン

視覚-ビジョンとは?
「見る」という行為は、テレビのスイッチを入れるように、ただ単に眼を開けていれば成し得ることではない。私たちは、瞳に映った映像を、五感などの様々な感覚や脳に保存した情報と照らし合わせ、意味を与えながら「見ている」。これが、視覚-ビジョンのプロセスである。

視力と視覚の違い
視力は「ハッキリ見る」という仕事をしてくれるが、ビジョンは「見たものを“意味ある情報”へ導く」という更に重要な仕事をしてくれる。これが視力と視覚の違いである。

本当に「見えている」とは?
人間は、情報収集力の80%以上を眼に依存していると言われており、日々の行動やその成果は「見る」ことから大きく影響を受ける。
実のところ、私たちは眼だけでモノを見ているわけではない。もちろん視力も大切だが、脳と体で対象物を分析できて初めて、モノが「見えている」と言える。つまり、「よく見える眼」とは、見たものを脳だけでなく体も含めて「認識できている眼」のことを言う。

ビジョンに問題があると?
もしビジョンのプロセスがうまく働いていないと、たとえハッキリ見えていても、情報のポイントをつかめておらず、実際には正しく見えていないということも起こり得る。学校の成績が芳しくない子供、スポーツが苦手な若者、仕事のミスが多いビジネスパーソン、あるいは交通事故を繰り返し起こす人は、やる気の問題とか能力の問題ではなく、ビジョンの問題を抱えていることも考えられる。
“見る”には3つの要素がある
私たちの眼は、単にモノをはっきり見ることだけではなく、見ようとするものを広い範囲の視野の中から素早く見つけ、奥行きや立体感のある3D映像として捉えながら、見たものが何であるのかを脳で理解し、体で反応しなくてはならない。これらすべてが正しく働いて始めて「よく見えている」と言える。
① 情報を鮮明に見る=「感覚機能」
視力が良いことは重要な機能だが、視力検査の結果が良くても、屈折異常などが隠れていては、安定した視力とは言えない。
② 情報を正確に集める=「運動機能」
様々な方向から、そして、遠いところからも近いところからも、多様に入って来る光を逃すまいと正確に収集する能力。そのため、両眼はクルクルとよく動かなければならず、眼のピント合わせも上手でなければならない。また、眼が2つある以上、両眼のチームワークも重要になる。ビジョンの運動機能は、眼球運動、焦点合わせ機能、両眼のチームワークの3拍子が揃ってこそ高まる。
③ 脳と連携して情報を処理する=「情報処理機能」
眼に入った光の情報を分析したり、記憶として整理整頓したり、反応したりする機能。ここで重要なことは、他の感覚(聴覚・嗅覚・触覚・味覚・体性感覚など)や機能との相互作用も備わっていること。
私たちが「理想のビジョン」を得て、素晴らしい人生の鍵を手に入れるためには、この3つの要素が互いにうまく嚙み合って機能することが求められる。
毎週通えるビジョントレーニング教室のご案内(小学生向け)

ウェルネストレーニング教室
ウェルネストレーニング教室で行う「ビジョン&メンタルトレーニング」で、勉強のみならずこれからの社会生活にも役立つお子様本来の能力を引き出してください。
ビジョントレーニング推進委員会が監修するビジョントレーニングのプログラムを「毎週のレッスン」という形でお届けします。
ビジョントレーニング資格取得講座のご案内(個人の方や指導者向け)

ビジョントレーニング資格認定講座
メンタルウェルネストレーニング(MWT)協会で開催しております「ビジョントレーニング指導者資格認定講座」は「ビジョントレーニング推進委員会」が監修〜運営しております。
「インストラクター資格を取得していただいた方」で参加をご希望の方は委員会への参加も可能です。
現場指導に関するノウハウを委員会と受講者の皆様で常に更新し続ける所存です。